湖畔の左へ

生活するために書くブログ

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

回文のかけら19

ずれた者の持つ盾強い。拠って立つものの凭れず。 (ずれたもののもつたてつよいよってたつもののもたれず) 耐え難し馬鹿春墓場従えた(たえがたしばかはるはかばしたがえた) 従えたエコめく目、声堪え難し(したがえたえこめくめこえたえがたし) 皆月並みなも…

回文のかけら18

月拭き取る、凝固して紫光。過るとき不吉。(つきふきとるぎょうこしてしこうよぎるときふきつ) どこかに回文のコツを忘れたので探して歩いていたら忘れたことを忘れたので、同じところをむにゃむにゃ回って壁をコツコツなんて叩いてて、楽しくなっちゃってた…

回文ツイート5月分まとめ

蒸すし飛びつく和解策、くさい革靴陽と沈む。(むすしとびつくわかいさくくさいかわぐつひとしずむ) 寄る辺棄てれば晴れて滑るよ(よるべすてればはれてすべるよ) 嘘は目指す、荒めばそう。(うそはめざすすさめばそう) 木や束ねし薔薇抱き、常悔しさある…

回文ツイート4月分まとめ

泣いたり思慮より知りたいな(ないたりしりょよりしりたいな) また与えるふりだね。遅いぞおねだり、ふるえた頭 (またあたえるふりだねおそいぞおねだりふるえたあたま) ざらつく大気が燃えた。つぶやき、破った画も掻き抱く辛さ (ざらつくたいきがもえ…

回文のかけら17

よのぐよ おいらふたばていしめい いめしいてばたふらいお よぐのよ 言おう、という老い。 (いおうというおい)暗い老いらく (くらいおいらく)田舎好かない (いなかすかない) ちくしょうと とうよしくち 闇の政府、伊勢の宮。 (やみのせいふいせのみや)

回文のかけら16

野草、日照、震える。苦しみを見知る。狂えるふりでひさぐの。 (のぐさひでりふるえるくるしみをみしるくるえるふりでひさぐの) 歓声が迎えたころ、答え噛む凱旋か。 (かんせいがむかえたころこたえかむがいせんか) 見守りも真実。 (みまもりもまみ) 「真実…

回文のかけら15

ねだるような科学積み、伝播する。言うなれば、暴れなウイルス。パンデミックが叶う夜だね。 (ねだるようなかがくつみでんぱするいうなればあばれなういるすぱんでみっくがかなうよるだね) すまいるふりーどいたき になんだ だんなに きたいどーりふるいます

回文のかけら14

刃鞘払う手も自ずから空。吐くか深く腹から数の表裏速さは。 (はさやはらうてもおのずからからはくかふかくはらからかずのおもてうらはやさは) カルタ免許皆伝だ。断定かよ金メダルか。 (かるためんきょかいでんだだんていかよきんめだるか) 自意識で前が見…