2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
わたしが回文を始めるきっかけのひとつとなった青い鳥文庫のパスワードシリーズ番外編のなかに、「感動のうどんか」というのがあった。前、何の気なしに浴室でこの回文をこねくり回していたら、思いついた。感動のうどんか(かんどうのうどんか)カント右脳…
自分の体の動く間合いを測れずに、足の爪で手首を引っ掻いたり、顔くらいの高さにある歯磨き粉を歯ブラシの上にもってくる間にチューブの尖った部分が顔を擦ったりするのは、動物として失格ではないだろうか。髪の毛を洗っていて、親指の外側、第一間接と爪…
問い慣れ、僕ら暗いよ。子どもともお別れだ。忘れても照れず、渡れ川を。もともと今宵楽々彫れないと。といなれぼくらくらいよこどもともおわかれだわすれてもてれずわたれかわをもともとこよいらくらくほれないと 浮いとるデイバイデイも多すぎる傷を。思い…
きっと貫く。どくどく。ぬらっと月。きっとつらぬくどくどくぬらっとつき 訪う余震隠しきれん。歴史区間賞などを。おとなうよしんかくしきれんれきしくかんしょうなどを 持ち上げたエゴ 凍えたケア 血も肉もかもちあげたえごこごえたけあちもにくもか 仲よく…
燃えてきたぜ。Utada『EXODUS』なう。きっかけは去年のクリスマスシーズンのペプシCM。もちろん以前から宇多田ヒカルを知っていたが、愛のアンセムを聴いて彼女への認識が変わった。脳内の「いますぐ聴かなきゃリスト」へ追加。まずシングルコレクション2…
進歩アーキテクチャ、地区的あぼんし。しんぽあーきてくちゃちくてきあぼんし やい生活終えたろう。うろたえおつかいせいや。やいせいかつおえたろううろたえおつかいせいや 足して悔しき倍数と、いずれ水道水は希釈でした。たしてくやしきばいすうといずれ…
久しぶりに小説を読んでいる。禅僧、玄侑宗久の『アブラクサスの祭』である。また無駄な学術本を多大な時間をかけて読んで無力感に打ちのめされていたところを、救ってくれるだろう文学を選んだ。いつもそういう風にして、薬を服用するが如くに次読む本を選…
僕の知る限りでは、当該地域に親類縁者などはいないので、正直他人事のようにしてTVを眺めている。やはり被災して、当事者にならないと慌てたりできないらしい。しかし慌てた振りをしないと居心地が悪いので、そこは想像力をはたらかせて自分に何ができる…
100回以上は唱えているはずなのに、たまに間違える般若心経。頭ではなくて耳で覚えているからだろうか。それとも単に記憶力が悪いのだろうか。しかし別なことを考えていたりして集中が途切れたときお経がとびやすいので、集中の度合いを知るきっかけにな…
漫画を4時間くらい立ち読みしたら、首が痛いだけでなく、身体全体がだるい。不自然な格好を維持するには意外と労力がいる。マリオカートとかで遊んだあと自転車に乗ると、ドリフト使える気がしてならないように、読んだ漫画に現実が浸食されることがある。…
いま、本来の意味で不安定なのかもしれない。これまで私が不安定と言ってきたものはすべて頭の中に収まっていたが、ただいまの不安定は身体にまで影響がある。頭の芯が痺れるように鈍く痛む。胸を圧迫されて息苦しくなる。軽い貧血になったみたいだ。身体を…
オトナかガキ、どっちかになる以外にないのか。どっちでもないのは無理なのか。
北鎌倉の山ノ上、円覚寺なう。
進行方向を背にして電車の真ん中に立っている私は、左右の景色が次々と奥に吸い込まれていく様を見ていた。たくさんの窓から乗客の足元に向かって斜めに差す縁取られた光の列が、建物の影に一瞬ずつ覆われる。柱と柱との間で緩やかにたわむ電線も、不思議な…
いまこの楽曲を聴いている自分がパッケージングされて、楽曲に収まっていく。再び聴くとき、収められた自分はある種のにおいとなって私を取り巻くだろう。
できるはずもないのに、つい格好つけて「議論が云々」とか言っちゃった、というのが事実。もう黙ってよう。分かってきた。黙ることの大切さが今さらだけど分かってきた。沈黙は金銀財宝ざっくざくとまではいかないまでも、やっぱ必要なんだ。
いずれ君はと解釈だって杖が要る。狂い返ってった。悔しいかとは見切れず居。いずれきみはとかいしゃくだってつえがいるくるいかえってったくやしいかとはみきれずい 変遷天気、知らないで見た未定なら至近で琴線へ。へんせんてんきしらないでみたみていなら…
スチューデントアパシーに陥っている自覚はあったが、なんでそうなったか納得いかなかった。しかし消毒氏の魔まマ論考を自分に当てはめたら、最近の精神的不安定の原因が分かった。 何やら「やさしさ」というキーワードが、重視せねばならないものとして脳内…