湖畔の左へ

生活するために書くブログ

2011-01-01から1年間の記事一覧

今日の回文094

眠い秋だ。ミルク、犬のぬいぐるみ抱きあい胸ねむいあきだみるくいぬのぬいぐるみだきあいむね 寝たって骨だね、火照ったねねたってほねだねほてったね

今日の回文093

災難寝過ごす、みすみす見過ごす年内ささいなんねすごすみすみすみすごすねんないさ 出た月にひたすら手と手と甘い合間、後でと照らすたび握った手でたつきにひたすらてとてとあまいあいまあとでとてらすたびにぎったて 見えた、白い色した笑みみえたしろい…

今日の回文092

散っていく炭、ほっとしたわたしとつぼみ掬いて土ちっていくすみほっとしたわたしとつぼみすくいてつち 幹の下、跳ねたね裸足の君みきのしたはねたねはだしのきみ クッキー1枚かじるとも、今も舞い戻る視界、街行きつくくっきーいちまいかじるともいまもま…

今日の回文091

エコーエコー、凍えた答え。午後越え声えこーえこーこごえたこたえごごこえこえ 大抵大体いた言いたい痛い抱いていたたいていだいたいいたいいたいいたいだいていた 「い」「え」「こ」「た」答え、答えた、答えたい、声、越え、エゴ、エコー、午後、ここ、…

今日の回文090

寒さ描く筆に似て、服かさむささむさかくふでににてふくかさむさ 求む、さすらう手も表裏荒むとももとむさすらうてもおもてうらすさむとも 昔から里堪えた寒さ耐えた、ことさらかじかむむかしからさとこたえたさむさたえたことさらかじかむ 育ちたそうな嘘た…

今日の回文089

だんだんかゆくなくなり、泣く泣く歪んだんだだんだんかゆくなくなりなくなくゆがんだんだ 気合いなくしひざ抱いていた、さびしくない秋きあいなくしひざだいていたさびしくないあき うろたえた上、冴えたこたえさえ歌えたろううろたえたうえさえたこたえさ…

回文日記

採る星飲み溜め空、世界。風ら染めた実の搾るととるほしのみためそらせかいかぜらそめたみのしぼると 友人が「ほしぞらせかい」をタイトルに詩を書くほどの境地にあるらしい。羨ましくないような羨ましいような。そういえばリンクをいただいているある回文サ…

今日とかの回文088

寝たり、ふるえ袖丸めるまで添えるふりだね。ねたりふるえそでまるめるまでそえるふりだね やれ泣く、依って立つまで待つ。立て、強くなれややれなくよってたつまでまつたてつよくなれや +++++++++++押し流す門出に似て、溶かすかな潮おしながす…

今日の回文087

私物をふてぶてしい科で恥ずかしげなくすげ替えかけ、すぐ投げし数果てなし石てふてふを潰ししぶつをふてぶてしいしなではずかしげなくすげかえかけすぐなげしかずはてなしいしてふてふをつぶし 紙切れなどわりかし貸し借り、輪となれ君がかみきれなどわりか…

タイトル変更

『清く正しく潔く』にも飽きてきた。別のにしたい。でもとくに思いつかない。なので今あるものに少し手を加える方式で、タイトル変更。というわけでしばらくこの日記は、『ただし、清く潔く』。ブログテーマも変えよう。アレルギー性鼻炎がひどいこのごろ、…

今日の回文086

寝かすまいさ。抱く子はたらかすまで寝てますから、煙草下さいますかね。ねかすまいさだくこはたらかすまでねてますからたばこくださいますかね 眼、湯冷ましと等し正夢めゆざましとひとしまさゆめ 談志流れたかは。馬鹿たれ悲しんだだんしながれたかはばか…

今日の回文085

鯨すら若い、怪しんでいる。正しさ滴る遺伝子や、相変わらずらしく。くじらすらわかいあやしんでいるただしさしたたるいでんしやあいかわらずらしく ふと、鯨らしく跳ぶふとくじららしくとぶ ++++++++++++++男誰か陽に浸す戦果は問いし、苦痛…

今日の回文084

手繰る手、価値。列程なく綴じきれよう。預けた見方、糸ほどいた神助け合うよ。歴史説くなと解れ、血が出る愚だ。たぐるてかちれつほどなくとじきれようあずけたみかたいとほどいたかみたすけあうよれきしとくなとほつれちがでるぐだ さっぱりとまた射抜いた…

昨日の回文083

叢にて仕留め、夕方垂らし錆びいく。低い日差しら戦う、夢として睨む柵。くさむらにてしとめゆうがたたらしさびいくひくいひざしらたたかうゆめとしてにらむさく 昨日作、今日修正。

今日の回文082

身捌き糧とて食らう路標よ、今日夜拾う楽、手と手柿挟みみさばきかてとてくらうろひょうよきょうよひろうらくてとてかきはさみ 遠く遠く僕を説く音とおくとおくぼくをとくおと お頭傍ら山葵、鰆、腸、辛し顔おかしらかたわらわさびさわらわたからしかお 太き…

今日の回文081

いい晴れ間と溶けたいだけ留まればいい。いいはれまととけたいだけとどまればいい 自我と自己、意固地と化しじがとじこいこじとかし

雑記

ロロロ『TONIGHT』の「Tonight」と、 Squarepusher『ultravisitor』の「Lambic 9 Poetry」がだぶるのは、 両者ともその次のアルバムが変に明るいから。 ロロロは『everyday is a symphony』、Squarepusherは『Hello Everything』

今日の回文080

名はない川端康成送る。丸く織り成すや束、若い菜花なはないかわばたやすなりおくるまるくおりなすやたばわかいなばな とある決断休みまぁす。多摩川気短、河岸汀が待たず。雨水止んだ、つける跡とあるけつだんやすみまぁすたまがわきみじかかしみぎわがまた…

サキノハカといふ黒い花といっしょに

サキノハカといふ黒い花といっしょに サキノハカといふ黒い花といっしょに 革命がやがてやってくる ブルジョアジーでもプロレタリアートでも おほよそ卑怯な下等なやつらは みんなひとりで日向へ出た蕈のやうに 潰れて流れるその日が来る やってしまへやって…

今日の回文079

まだ来ないぞ、遅いなこだままだこないぞおそいなこだま 失策が棚引く夢ゆく、日向嗅ぐサッシしっさくがたなびくゆめゆくひなたかぐさっし 刺して突いた命の痛いって示唆さしてついたいのちのいたいってしさ

今日の回文078

すぐ顔洗う白い陽光、よい路地裏青隠すすぐかおあらうしろいようこうよいろじうらあおかくす

今日の回文077

監視敷くカメラ、目隠し進化かんししくかめらめかくししんか スーツ、鱗細かい愛が真心映すすーつうろここまかいあいがまごころうつす 悔いて手すりもたれず漕ぐ。 流した息半袖寒くて腕組む。 さて損は聞いたし、金具擦れた森棄てていくくいててすりもたれ…

今日の回文076

古今世故に通じた我々、私鬱に午前午後ここんせこにつうじたわれわれわたしうつにごぜんごご※【広辞苑】世故→世の中の風俗・習慣など、世間づきあいの上のさまざまの事がら。「よく〜に通じている」

今日の回文075

まいたけ、秋風かき揚げた今まいたけあきかぜかきあげたいま 立つ咳しまう。お疲れ。雲間も暮れ、鰹うまし季節だたつせきしまうおつかれくもまもくれかつおうましきせつだ 戸惑いし「久しぶり」透けて見え。微笑みで削り節、さびしいトマトとまどいしひさし…

今日の回文074

昼間腰痛いし、困る日ひるまこしいたいしこまるひ ウエスト締める昼飯どすえ。う〜うえすとしめるひるめしどすえうー 根元食いしばり割るわりばし、幾度もね。ねもとくいしばりわるわりばしいくどもね 日ころよい。なんか若い菜摘み、光ろう。よべ体感、現代…

今日の回文073

気合い負けからおやすみ。痛めつけた手だけ冷たい水やおらかけまい、秋きあいまけからおやすみいためつけたてだけつめたいみずやおらかけまいあき 希薄、月黄色い色した白い色。息きつく吐ききはくつききいろいいろしたしろいいろいききつくはき カステラ硬…

今日の回文072

見るなどきどきと鳴る身みるなどきどきとなるみ へどもど言葉のこと切れてくか。頭も得意げに逃げ。幾度もまだ赤く照れ、木と木の葉と子どもとへへどもどことばのこときれてくかあたまもとくいげににげいくどもまだあかくてれきとこのはとこどもとへ 一日で…

今日の回文071

沈んでイカ食べた回転寿司しずんでいかたべたかいてんずし 飯済んでイカ食べた。回転寿司め〜めしすんでいかたべたかいてんずしめー 自己試みろ午後五時じここころみろごごごじ 私遠ざかる、傘落としたわわたしとおざかるかさおとしたわ 靴に見栄がひとつ。…

公開後悔しないよう

リンク元にやたら「アブラクサス+感想」からのアクセスがあるなと思ったら、Yahoo検索の「アブラクサス 感想」でトップにきてる。確かに以前玄侑宗久の『アブラクサスの祭』を読み、タイトルに感想と付くエントリをアップしたけれど、まったく感想の体をな…

回文メモ

軽く罪と言う用意、富つくるかかるくつみというよういとみつくるか ※島田紳助引退。 すげ替えてた未来立つまでまっ平ら、見立て描けず。すげかえてたみらいたつまでまったいらみたてえがけず はてまるで動かない手、ピストルあるとスピーディな過去撃てるま…