湖畔の左へ

生活するために書くブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

愛の歌はいつ贈られたか Awesome City Club『ceremony』考

Awesome City Clubの『ceremony』を繰り返し聞いている。この歌には、大切な何かが眠っており、頭で追って考えてみたいと思うのだが、ずっとおしゃれなリズムと歌唱が反復しているせいで、何も展開されてこないので、ここで考えてみることにした。 まずなぜ…

いつも見ている

いつも見ている人がいないから、今日はサボろう、サボってもいいと考えることが多いが、自分がそれを許していない。許していないけれど、サボっているので、どちらかを諦めなくてはいけない。許さない、という考えを止め、許すことにするか、サボらないこと…

私たちは攻撃されている

私たちは攻撃されていると、思わないだろうか?これは、『鬼滅の刃』の炭治郎が、下弦の一に精神攻撃を受けていることを、強靭な精神力で見破った際に、自身に言い聞かせるようにして「攻撃されている」としゃべっていることを言っているのだが、炭治郎が活…

鬼滅は説明過多との批判に、説明過多を肯定する形で反論する

鬼滅は説明過多との批判に、説明過多を肯定する形で反論する。説明過多という観点で違和感を感じたことはある。特に劇場版のCMで炭治郎が「攻撃されている!」と叫ぶシーン。観てる側は攻撃されていると分かっているのに、キャラクターがあえて叫ぶ必要なく…

永遠の嘘をついてくれ

中島みゆきが作曲し、吉田拓郎に贈った『永遠の嘘をついてくれ』という歌が大好きで、「永遠の嘘をつく」というフレーズが、座右の銘ともなっている。 少し前に、絶対に破れない愛を誓うにはどうしたらいいか、という趣旨の増田が投稿されたが、すぐにこの「…

雨の日の回文

日の目合間の境目異世界落雷か生命傘の舞雨の日 ひのめあいまのさかいめいせかいらくらいかせいめいかさのまいあめのひ 今週のお題「傘」

鬼を切るために

また物語のことが気になり始めた。 これまでに異世界生活系物語について考えてきたが、私が認知している物語群(といってもアニメや漫画ばかりになると思うが)の核心に近づくべく、「生活系物語」について考えていきたい。 以下のような順番で考えていくこ…