湖畔の左へ

生活するために書くブログ

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夢の記述

自分には空を飛ぶ能力があり、実際に何度も飛び回ってい(ると考えてい)たが、真実は地面の上で飛び上がる仕草を見せたまま恍惚と自分の世界に浸ってよだれを垂らしている挙動不審の成人男性だった。このような現実を瞬間的に開示されるきっかけとなったの…

今日の回文034

幸い笑えない格好いい告解エラーわいわいさ。さいわいわらえないかっこういいこっかいえらーわいわいさ木分解なう。唯我独尊、喘息と外憂内患吹き。きぶんかいなうゆいがどくそんぜんそくとがいゆうないかんふき雨だし、図書館に本返しに行こうかどうしよう…

今日の回文033

樹よ、反る、晒した枚数軽い手、しどけなく風光幸福投げ、綴じているか渦、未だ知らざる戦ぎきよそるさらしたまいすうかるいてしどけなくふうこうこうふくなげとじているかうずいまだしらざるそよぎ 末尾に読点は不要なのでは?読点から文章の範囲を決める機…

雑記

リンク元はすぐ見られるように表示している。アドレスを眺めるのは楽しいし、気分で逆訪問をかけたりするためだ。少し前の日記で「真空」と「腕立て伏せ」を同時に使ったところ、検索ワード「真空腕立て伏せ」からのアクセス。なんだそりゃ。逆アクセスをか…

今日の回文032

背 に 腹 な り 靴 紐 も 吃 驚 な ら ば 偽せにはらなりくつひももびっくりならばにせ たつへやしってんかせぐぜかんてつしゃべった発 つ 部 屋 失 点 稼 ぐ ぜ 貫 徹 喋 っ た 見えるか。明日だ。気、むつかし落日。日暮が紡ぎ出す、あがる笑み。みえるか…

昨日の回文031

弧伝いました。長く踊りました。踏まないでね、水際から日の出。緑風吹くより手のひら乾き済み。寝ていな。目蓋締まり遠く彼方仕舞い、立つ子。こつたいましたながくおどりましたふまないでねみずぎわからひのでりょくふうふくよりてのひらかわきずみねてい…

今日の回文030

躑躅ほころぶ居場所。湿った点が連なりとめはね、確かはらう。でも表裏葉が舌、根は目。鳥ならつかんでた爪、女子ハイブローこぼしつつ。つつじほころぶいばしょしめったてんがつらなりとめはねたしかはらうでもおもてうらはがしたねはめとりならつかんでた…

今日の回文029

坂白き沿線で、交う高低切り取り聴いて浮こうか電線、路地、傘さかしろきえんせんでかうこうていきりとりきいてうこうかてんせんえきろじかさ 読点を使わない場合。作者と読者の回文への介入の度合は半々?

今日の回文028

内観も致します。てか付いてったって、いつかで済ましたいもんかいな。ないかんもいたしますてかついてったっていつかですましたいもんかいな

今日の回文027

1,誰か拾いロジック、中筋交う物語抱き合うぞ。2,そう飽き足りたが飲もうか。静かな靴白色光れた。だれかひろいろじっくなかすじかうものがたりだきあうぞそうあきたりたがのもうかしずかなくつしろいろひかれた 1でも2でも筋の通る回文はできないものか。回…

今日の回文026

いないよつめたい語り、よくよく大なり共有過り。内諾欲より高いため、つよいない。いないよつめたいかたりよくよくだいなりきょうゆうよぎりないだくよくよりたかいためつよいない 前半の日本語の口当たりの良さが、後半の尻切れトンボ具合を強調している。…

5月1日の日記

いますべきは、流れていってしまう生に楔を打ち込むこと。滞った流れが豊かな泥を生むはずだ。問題は、ハンマーを何度も振り下ろすエネルギーのないこと。一日長かったな。久しぶりに、充実の裏にある虚無を感じる。

昨日の回文025

感覚の後以来な笑み転々。天幕吸う吐く。僕は薄く満点、てんで見えないライトあの区間が。かんかくのあといらいなえみてんてんてんまくすうはくぼくはうすくまんてんてんでみえないらいとあのくかんが

風邪と喘息

風邪が治らない。今日で一週間。こんなに体調不良が長引くのは、小学生のときかかった麻疹以来だ。インフルエンザだって、一週間しないうちには治った。鼻からきて、熱っぽさと少しの喉の痛み。今はそれらに加えて咳が出始めた。身体のだるさはそれほどでな…

今日の回文024

泣いた目、気を換えるえかきうた。歌う、着替える。笑顔きめたいな。ないためきをかえるえかきうたうたうきかえるえがおきめたいな 机、夏、間引いた芽。 冷たい日待つ苗、靴。つくえなつまびいためつめたいひまつなえくつ

回文メモ

具体的な名詞や動詞は読者の内にイメージを呼び起こし、作品への没入を促しそうだが、それはヒトがもつ認知メカニズムの必然、つまりああすればこうなる式のテクニックであり、本当に大切なポイントは他にあると直感する。