湖畔の左へ

生活するために書くブログ

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日の回文022

下らないなこうも書く。来たれ間うず高く。ハサミが紙捌く。片す、生まれた聴くか、もう来ないなら抱く。くだらないなこうもかくきたれまうずたかくはさみがかみさばくかたすうまれたきくかもうこないならだく 約20分掛かった。 日本語の「ーu」から滲む印…

今日の回文023

目、これ哀し。顔浸す前振り小高いなんて。機転ない肩凝り増えます度、お菓子流れ込め。めこれかなしかおひたすまえふりこだかいなんてきてんないかたこりふえますたびおかしながれこめ疎い身、フライトの意。 走る。吸い上げよう。 避けあいする芝居の問い…

昨日の回文021

春、枝擦れ何着る? きれない朝方は変わりなくなり 若葉、高さ相馴れきる樹になれず応えるははるえだこすれなにきるきれないあさがたはかわりなくなりわかばたかさあいなれきるきになれずこたえるは

今日の回文020

語れず 遠く ランプが ついて 消え 眩しい 夏 導きだよね 夜 明けたり たぶん かき集め イメージ 明滅 空き缶 ふたりだけ あるよね たき火 緻密な 意思 ふまえてきて いつか分 楽 訪れたかかたれずとおくらんぷがついてきえまぶしいなつみちびきだねよるあけ…

昨日の回文019

世捨ての為祈祷まとまる。かれこれカルマと舞うと決めたのですよ。よすてのためきとうまとまるかれこれかるまとまうときめたのですよ 夜、君の今朝の鍍金剥がれた。誰かはきつめの酒飲みきるよ。よるきみのけさのめっきはがれただれかはきつめのさけのみきる…

今日の回文018

まるで泉からなる藤棚、低く。日向渋るなら髪すいてる間。まるでいずみからなるふじだなひくくひなたしぶるならかみすいてるま毒。損壊断線電源。 二段飛ばしだ私は飛んだ。 人間伝染体感速度。どくそんかいだんせんてんけんにだんとばしだわたしはとんだに…

回文メモ

見下ろし、上。丸書いてバーティカル。前後ろを見。みおろしうえまるかいてばーてぃかるまえうしろをみ丸く夜の晴れ水平へ。いずれは乗るよ車。まるくよるのはれすいへいへいずれはのるよくるま寝る18才全開、電圧すっ飛び。一つずつ、安定感善意で言える…

今日の回文017

長く整えなぞるよに思慮ひねる日は昼寝日和。詞による備えの届くかな。ながくととのえなぞるよにしりょひねるひはひるねびよりしによるそなえのとどくかな

今日の回文016

小さいな池、意見し釣りしてればいいと言い張れて。自律神経系ないさ位置。ちいさいないけいけんしつりしてればいいといいはれてじりつしんけいけいないさいち 諍い苗木燃すも消えない火災いさかいなえぎもすもきえないかさい

昨日の回文015

血途絶え、子どもの腐って草花は咲く鉄柵のもと、肥えた土地。ちとだえこどものくさってくさばなはさくてっさくのもとこえたとち 芯が嘘溶かす着の身着のまま、誰か剥がれたままの。君の傷かとそう感じ。しんがうそとかすきのみきのままだれかはがれたままの…

今日の回文014

よく吸うと震えは見えんよ。痺れてたし。吐いている風光、古い停波したテレビジョン。笑み映える、ふと疼く夜。よくすうとふるえはみえんよしびれてたしはいているふうこうふるいていはしたてれびじょんえみはえるふとうずくよ

今日の回文013

車くらい横切っとるか。合間や実は照るベニカナメモチだ。右左とひとり旅、君たちも。目、中にベルで発車、舞い上がると月今宵楽、丸く。くるまくらいよこぎっとるかあいまやじつはてるべにかなめもちだみぎひだりとひとりたびきみたちもめなかにべるではっ…

4月4日の日記

文庫本の解説は有毒。一文字も吸い込まぬこと。 わたしの左手の親指と人差し指から、朝の電車で近くに立っていた髪の薄いおばさんの化粧の匂いがする。 宗教的な落書きは、サークルへの勧誘のために刷ったビラに向かない。 真心込めた線香は、100メートル…

今日の回文012

好きな痛みが癒えねば目が乾くわ。屈めばね、映画みたいなキス。すきないたみがいえねばめがかわくわかがめばねえいがみたいなきす くっついている間失えば、芽生えなし。歌い歩いて何時着く。くっついているあいだうしなえばめばえなしうたいあるいていつつ…