湖畔の左へ

生活するために書くブログ

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ロールコントロール

電車の同乗者レベルの、知りかけの他者をあまり怖がらなくなった。ただし満員に近く、周囲とかなり近接しているとまだ怖い。完全に満員だと逆に諦めがつくのか怖くなくなる。ここで、何を諦めるのかという疑問が沸いた。この疑問から現在の私を追求してみよ…

6月19日の日記

何を聴いても吐き気がするし、頭の芯も痺れてて眠たい。勝手な推進力で前へ前へ向かう矢印に背中を押される。寝台の隣に横になって体を震わせながらそれらを切断し続ける作業に追われた。結果惨めな気分がさらに落ち込んだ。

軽薄な雑記

5月30日の塵 YMCKの『ファミリージェネシス』は、「プロローグ」から順番に聴くと「フィナーレ」で泣く。予め『ファミリーミュージック』を聴いているとなおいい。作品世界が、作者の手によってつなげられると妙に感動してしまう。別物として区切られ…

夢の記録

6月11日に見た夢 男たちが海に腰まで浸かって訓練をしていた。その海面から岸までは落差があり、ほぼ垂直だが少しだけ斜めのコンクリート製の壁によって護岸されている。男たちはそのでこぼこした壁を背に、水平線の方を向いている。隊長格の男がひとり、…

今日の回文042

照れ汲む手、翼と辻風が湿度差、ぱってむくれて。てれくむてつばさとつじかぜがしつどさぱってむくれて 好きなだけつつく吐き出した牙、くっつけたな傷すきなだけつつくはきだしたきばくっつけたなきず 夜届いて水。廃材地球逸れ、窓にとまれそう。雪小さい…

昨日の回文041

どれか日に眠いかね。お試し北、南来たらかと。えっとね、不幸噛むと甘い合間、跡向かう小舟と杖と体。君波抱きしめた、お願い胸に光れと。どれかひにねむいかねおためしきたみなみきたらかとえっとねふこうかむとあまいあいまあとむかうこぶねとつえとから…

待っていたらしいこの時

2009年3月5日からはてなを使っていると、さっき急に調べたくなって調べた。その間にぱらぱら日記を眺めたら、地雷が少なからずあって吹き飛んだ。高校生の中2病まじ怖い。全然意識してなかったが、最近「今日の回文」ばかり投稿して雑記を書いてない…

今日の回文040

由無し菜花や芝のもとすべり台。撫でっこ終えた子の答え、怒って泣いたり経ずとも延ばし、やな話なしよ。よしなしなはなやしばのもとすべりだいなでっこおえたこのこたえおこってないたりへずとものばしやなはなしなしよ

今日の回文039

眠くて怪我した決定みたいにと雨、夢。あとに痛み泣いて付け足し書けてく胸。ねむくてけがしたけっていみたいにとあめゆめあとにいたみないでつけたしかけてくむね

没回文

水面でつくる舟古くっても波みなもでつくるふねふるくってもなみ 日差し薄いなか吐く吸うモバイル。あと少し宛て先糸広く、路地に白黒一息さ。手足越すとあるいはもうすぐ儚い数字錆び。ひざしうすいなかはくすうもばいるあとすこしあてさきいとひろくろじに…

今日の回文038

遠くなった日足す手、藻屑。軒途絶え宛ない涙かい。空いた胸の眠たい愛。形見ない、撫で合えた時のすぐもてず、旅立つ凪ぐ音。とおくなったひたすてもくずのきとだえあてないなみだかいあいたむねのねむたいあいかたみないなであえたときのすぐもてずたびだ…

今日の回文037

おかえり。が雨上がり笑顔おかえりがあめあがりえがお 毎日重ねた種さ、価値に今まいにちかさねたたねさかちにいま→原点回帰の方向へ 水遣る人行く、こう書くとつなぐ納得が動く意図昼休みみずやるひといくこうかくとつなぐなっとくがうごくいとひるやすみ→…

今日の回文036

硬い砂漠踏むやら打て。かけらは積もる、専ら怪我でうらやむ。服は裂いたか。かたいさばくふむやらうてかけらはつもるもっぱらけがでうらやむふくはさいたか 蝿、蟻などと決め、こうして住みたい間見捨てしうごめきと隣り合えばはえありなどときめこうしてす…

今日の回文035

台風軒先浮くと月はきっと空気さ。昨日吹いた。たいふうのきさきうくとつきはきっとくうきさきのうふいた「月」が使いやす過ぎて困る。どうせなら「月」の意味するところが、こう、ロマンティックな詩情豊かな感じでなければいいのに。しかし回文やってる人…