湖畔の左へ

生活するために書くブログ

人生はボーナスゲーム

どんなに辛いこと、悲しいこと、耐え難いこと、苦しいことがあっても、何も失うものはないのだと考えながら生きるようにしている。

陰口を叩かれても、別に手足が断たれた訳でもなし、心は自由なまま何も変わらない。仮に誰かの手によって、手足を断たれたとしても、究極のところ、何も失われてはいない。

「生きてるだけで丸儲け」とはよく言ったもので、何はなくてもこの命がある限り、手元にあるカードが増減することはあっても、ゲームに参加し続けることができる。ゲームに参加していれば、いつでもどこでも、新たなカードを手にする機会がある。それは利を得るだけではなくて、単純に見れば損失であるような物事も、この命のゲームの大局に立ってみれば、何らかの形でカードを得ているものである。プラスしかないのだから、人生はボーナスゲームだと言っても過言ではない。

そして、プラスしかないのなら、「プラスマイナス」という物差しは、常にもっていなくてもいいことになる。自分事であれば、ボーナスゲームのただ中で一喜一憂するよりも、移り行く物事のしっぽをつかまえて、どんなカードであり得るのかを考えて生きればよく、他人事であれば、あえて「プラスマイナス」の物差しを持ち出して、どうすれば相手にとってプラスかを考えて生きればよい。